「正」という字は一度止まると書きます。
今朝は思考の整理がつかないまま漫然と通ってしまっていたフィットネスジムを休み、その代わりに自分が進む道の正しさを確認することに時間を充てることに致しました。
この本を読んで現在の私は遊ぶ事に夢中になり過ぎるあまり、日々の営みが疎かになっていることに気づきました。家事のほとんどを女に任せ、休日のたびにフラッと何処かへ出かけて現実逃避。そしてまた出勤日を迎えるといった退廃的な日々には後ろめたさを感じておりました。子供じゃあるまいし、やはり、やるべき事をやった上で余暇を楽しむのが良いと反省し、早速今晩の夕食作りに取り掛かりました。
久しぶりに台所に立って包丁を握り、白菜とエノキの味噌汁を作りました。後は私よりも早く帰宅する女が調味済みの鮭の西京焼きをフライパンで焼くだけというところまでお膳立てできた事で、私は充実感を覚えていました。
また、本日はフィットネスジム通いを休んだことで女よりも長く借家に居座る事となり、先に出勤する女に「いってらっしゃい、無理すんなよ」と声をかけて見送ることができました。その気遣いの言葉は確かに女を想っての発言でしたが、今振り返ってみると自らにも言い聞かせていたようにも思えました。don't be so hard on yourself.let's take it easy.自分に厳しくし過ぎないで。気楽に行こうよという意味です。前の職場にて、私が同僚を鼓舞するためにしきりに発していたこのフレーズを今、思い出しました。