ベンチプレスにて、バーの握る位置を誤り、操作性を失った腕がバーの留め具に接触した。 裂傷を負うなんて何年振りだろう、とジワジワ滲んでくる血液を眺めながら考えた。この傷は何もしていなければ負わないわけで、私が今、生きている証拠だといえる。
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