恥の多い生涯を送って来ました。

生き辛い私が日々感じることを残していきたいと思います。

ホタルを見に行った。

三島の源兵衛川へホタルを見に行った。ホタルがよく見られる時期は5月下旬であり、既にピークは過ぎていたが、どうしても見てみたかった。仕事上がり、ビール飲みたい気持ちをグッと堪えて駅へ向かった。

三島駅を降り、渋いスナック街を通り抜けると割と早く源兵衛川にたどり着いた。さあ、ホタルはどこかな?辺りを見回すも、それらしき光は見つからない。私と同時期に到着した若者達は「いないね、もう時期じゃないものね」と呟き、寂しそうに歩いて帰って行った。しかし私は諦めがつかず、川のせせらぎを聞きながらボケーっとすることに決めこんだ。

たびたび後続の客が諦めて通り過ぎていく中、しばらく極上のヒーリングミュージックを聞き、私はホタルを見ずとも満足していた。もうこのまま帰ってもリフレッシュできたし、いい思い出になる。そう思っていた矢先、子連れの家族が「いた!ほら、光ってる!」と声を上げた。そちらに振り返ると、確かにいたわ、ホタル。一度姿を現したホタルはその後、高頻度で確認できるようになった。

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イメージは黄色の蛍光ペンの色だったが、実際は白色灯。木に止まったホタルはチカッ、チカッと4回光る。飛んでいるホタルの光は残像を残して伸び、なんとも幻想的な空間を演出していた。非日常。隣駅の街中を流れる川には非日常空間があった。

今21時43分、沼津駅前でブログを書いている。明日も仕事だが、明日の事なんて考えていない。今日が楽しい気分で終わればそれで良い。そうだろう?ハム太郎

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