坐禅体験をするために京都に来た。
・座布団を2枚、小さい座布団に尻を乗せる
・右足首を左膝に乗せてから左足首を右膝に乗せる。
・右手に左手を乗せて親指同士を合わせる。
・視線は1メートル先の地面。目は閉じない。半開き。
・吸って吐いてで1。10数えたら1に戻る。
15分があっという間だった。住職が巡視する中だから続いた集中だと思う。棒で叩かれたくなかったし、棒に甘えたくなかった。自分に厳しくしてしまう自分と向き合った。
その後はノープランだった。あまり詰め込まないほうがのんびりと休日を過ごせると思ったからだ。それは成長だと思う。
京都だからといって湯豆腐を食わずにビアホールでビールを飲んだ。その時々で自分が欲しているものに忠実になった。考えるより感じろ、馬鹿になれと住職からありがたい言葉を頂いた私に昼から酒を飲むことに罪悪感は無かった。
ビールを飲んだ後は歩いてホテルへ向かった。その道中、東本願寺と言ったかな?寺にぶらり寄ったりして寺の静かな雰囲気が妙に落ち着いて沼津に帰っても寺巡りしてえなと思った。
あとはことごとくメインストリートが合わないなと思った。裏路地の生活感が好きで、作られた観光地よりも普段と違う違和感を楽しめた。
夜の宴も地元民が通いそうな渋い居酒屋を探した。これも正解。ボトルキープが並ぶ店内では聞きなれない関西弁が飛び交っていた。特に京都と言えばコレ、というものが思いつかないので食いたい物を食った。長芋の醤油漬け、カンパチ、ぼんじり。