長期目標は健康寿命を延ばす。短期目標は引越しに備えた断捨離。
スリルライフを捨てた。
看護受験に向けて一年限りのチャレンジをした2020年。同時期にプロ野球選手を目指してトライアウトに挑戦した新庄は私の心の支えだった。もう一冊の「もう一度プロ野球選手になる」はまだ捨てられない。おそらく次の世界へ飛び込む時に勇気をもらうから。ただ、このスリルライフはもう良い。新庄が日ハムの監督になってやりたいことが書かれている本で、次に読み返したい時が私には訪れないと思ったからだ。
ロサンゼルスのスキッドロウ散策をYouTubeで見た。私は足るを知りたい時、自分よりも生活水準の低い人々の生活を見る傾向がある。それは「こんな惨めな生活して・・・」とか「こんな負け組になりたくない」とか、そういう気持ちで見るのではない。社会の厳しさを知らなかった学生時代にはそういう愚かな考えもあったが、今はホームレスを与えられた環境で生きる喜びを見出し、毎日を一生懸命生きている人々と捉えている。お小遣いを減らした今の私にはそういうマインドが必要だ。
然し、ホームレスの生活をのぞき見したのに、ちっとも私は足るを知ることができていなかった。目当てだったラーメン屋が閉まっていて惰性で食った牛丼の味を説明できない。いっそ、ご飯と味噌汁と梅干しだけの質素な食事のほうが、メシが食えるありがたみを感じられたかもしれない。
そして図書館。データ消去しないままノートパソコンを捨てた。あれこれ試したが、消すことが出来ず、時間だけがいたずらに過ぎ、諦めた。業者に頼めば3500円の手数料とのことで、ケチった。なぜ情報漏洩のリスクがあるのにケチることができるのか。それは痛い目に遭ったことが無いからだった。2年ほど前に歩行者妨害で罰金を払って以来、横断者がいないか今でも念入りに確認している自分が何よりの証拠である。
