恥の多い生涯を送って来ました。

生き辛い私が日々感じることを残していきたいと思います。

寂しさを紛らわしたい情欲を解消したいだけなら

先進国、ここ日本に生きていれば一切の情報を遮断することは困難であり、人々はマスメディアが発信する誰かの不幸話に一喜一憂してゆきます。

「決して素人には手を出してはならない」「たとえお互いが惹かれ合っていたとしても、一時の衝動で軽率な行動は取らない方が良い」

休憩時間、人が目を閉じて休んでいるというのに、図々しく耳に流れ込んでくるワイドショーからそれだけは学習できました。今後の教訓にしていこうと思います。

自分に無い丸みを帯びたフォルムであれば何でも良いという風に、心が伴わぬ、寂しさを紛らわしたいだけの狂った情欲が、依然として私を苦しめています。であれば、国が秩序を保つために黙認している駆け込み寺へ行き、そこの職員に身を委ねれば良いだけの話なのですが、初めてお会いした方と素っ裸になって交わるなど、考えられないのでした。

私は人が恐ろしいのです。その瞳の奥に何が潜んでいるのかわからぬ、人がたまらなく恐ろしい。だから私は狂った情欲をそっと塵紙に吐き出した後、サウナに行きます。決して隠語ではありません。