恥の多い生涯を送って来ました。

生き辛い私が日々感じることを残していきたいと思います。

大瀬

キューバダイビングのメッカ、大瀬に来ました。此処は私の住む港町の市街地からは車で一時間程の距離にあります。その手軽さから幾度となく、この場所で素潜りをして参りました。海から上がった後は着替えだけ済ませて、シャワーは自宅に戻ってから浴びる。それが港町に住む民の特権なのですが、此処で生まれ育った本当の地元民は日常的にマリンアクティビティを嗜みません。

以前勤めていた職場にて、休日に海で素潜りをしてきた旨を同僚に話すと「え、あんな汚い海で潜って楽しいんですか?」と驚かれる有様でした。その時の会話から察するに、彼らは南国の白い砂浜、エメラルドグリーン色の海を「綺麗な海」と定義しているようでした。

確かに砂浜はお世辞にも見映えのよい色ではありませんが、ひとたび水中に潜れば、大瀬は魚影が濃くて楽しいのですが、致し方ありません。

2019年末より始まった港町での移住生活。これまで幾度となく、この伊豆の地で素潜りをして参りましたが、この先の天気を考えると、おそらく今日が最後です。