恥の多い生涯を送って来ました。

生き辛い私が日々感じることを残していきたいと思います。

熱海遠征

ケアマネ試験まで残り3日の今日、私は熱海へ行くことにした。食って寝て勉強の日々に疲れてしまったのと、試験を受ける準備が整ったから思い立ったのだと思う。

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とはいえ、ノー勉強とはいかない。本日のノルマをこなすため、沼津駅前のマックに寄って過去問を1年分解いた。

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そして電車に乗ってからも隙間時間を活かす。家で鬱々と過ごすより勉強が捗った。
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そうこうしているうちに着いた。電車で熱海に来るのは移住後初めてとなる。埼玉に住んでいた頃は片道3時間かかるにも関わらず、夏になれば1度は訪れていたのに。近くにあると興味が無くなってしまうのかしら。
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そんなことは無かった。やはり私の身体には埼玉人の血が流れていた。商店街の物色も程々に、私は海を目指して熱海の坂を下り始めた。海の近い沼津に住んでいてもロケーションが異なると興奮度合いも変わるようだ。

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商店街のざわざわより、閑散とした風景が好きだ。塩害を受けた街並みは、私に沖縄散策を思い出させる。ちょうどこの下り坂な感じ、首里じゃないか。まだ沖縄には行けそうにないが、熱海でプチ沖縄を味わえたね、勝手に。

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坂を下った先に見えたのは、海だ。熱海の海。熱海サンビーチはヤシの木が生えており、砂も割と白い。黒砂の沼津よりリゾート感がある。

適当な所でレジャーシートを広げ、1時間くらい寝た。最近不眠症で困っていたので疲れがたまっていたのだろう。試験のプレッシャーでずっと優位だった交感神経は、波の音を聞いて副交感神経優位に転じたようだ。

試験2週間前から今日までもがき苦しんだ。高ければ高い壁のほうが登ったとき気持ちいいもんな、そう自分に言い聞かせて追い込んだ。しかし、これは私の悪い癖。適当なところで切り上げられない私は「終わりなき旅」など聞いてはならぬのだ。

模試の点数が伸びない自分に憤り、失望し、そしてやっと今、事態を受入れようとしている。やるだけやったんだからもういいじゃないか、と。今夜は眠れるといいな。

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熱海のシメは海の見えるジョナサンでいただくタラコ大葉スパ。安くてボリュームのあるランチを差し置いて、選んだ。自分の身体が欲するものが最近わかるんだ。朝マックのソーセージエッグマフィンと揚げたて油ギトギトハッシュドポテトで胃がもたれ気味だったが、大葉が入ればオールウェイズどんな体調でも美味しくいただける。

そして食後、幸せな気分で帰ればいいものを。生き辛い私はやはり、結局自分を強いて過去問を解いてしまうのであった。