恥の多い生涯を送って来ました。

生き辛い私が日々感じることを残していきたいと思います。

俗世から離れた生活

僕は満員電車に乗りたくない。

 

本日は昨晩泊めていただいた友人の借家からスタートです。

目覚ましをかけずとも5時に覚醒してしまった私は、とりあえず普段通りストレッチを始めました。その後、布団を畳んだり、窓の外をぼんやり眺めてみたり、動画編集をしたりして友人が起きてくるのを待っていたのですが、結局その時は、私が日中活動を始めてから2時間程経過した頃に訪れたのでした。

とはいえ友人は寝坊をしたわけではありません。ただ私が俗世から離れた生活を送っているだけなのです。

友人に別れを告げ、マクドナルドで朝食をとった後は、また電車に揺られ、私の住む港町まで帰ろうと思ったのですが、駅前の人混みを見て考えが変わりました。通勤通学ラッシュに巻き込まれてストレスを感じるくらいなら、一駅分歩いてほとぼりが冷めるのを待とうと思い、駅を後にしました。

これが思いのほか楽しかった。どこまでも見渡せる平らな地平線は相変わらずですが、彩の国にもこのように静かで、穏やかな自然がある事を知ることができました。今頃電車内では大勢の通勤通学客がおしくらまんじゅうをしていることかと思います。それに対して、私は一人、雨粒の打ちつける音にさえ敏感に耳を傾けられる静寂の中に佇んでおります。それはまさに俗世から離れた生活です。