昨日は一言、二言しか言葉を交わさなかった彼女とさえ、今日は饒舌に雑談できる気がした。
やはり酒は私に必要であり、コミュニケーションを円滑にする潤滑油であり、酒を飲まなければお話ができないというのは恥じることではなく、世界にはそういう人間も一定数存在するのであろう。
今日の仕事は、いや、今日の仕事も、できる事を自分で考えて精一杯やった。そしてタイムカードを切ってから緊張の糸が切れて、ぼーっとした。それなのに家に帰れば「これでいいのであろうか」「彼はあんなに伸び伸び生きているのに、自分ときたら」と答えの出ない悩みが頭を覆い、自問自答が始まった。
その思考を断ち切るには飲酒であろうと過去の経験から辿り着いた。そして思惑どおり酒を飲めばグルグル回っていた思考が止まり、一日中続いていた不整脈も止まった。
不整脈の原因はやはり考えすぎにありそうだ。おやすみ。