恥の多い生涯を送って来ました。

生き辛い私が日々感じることを残していきたいと思います。

沼津家

・寡黙な店主が醸し出すムード

・肉感のあるチャーシュー

・汁を吸いあげた麺

・いつでも食える適度なこってり感

 

家系ラーメンの店です。

にんにくのライブ感を味わいたい時に利用しております。とはいえ、資本系のこってりラーメンとは一線を画すあっさりとした豚骨醤油スープで、どんな身体の調子の時にもフィットするオールマイティなラーメンで飽きません。

家系ラーメンの食い方は人それぞれ個性が出ますが、私はラーメンをライスのおかずと考えておりまして、ニンニクとトウバンジャンを混ぜたライスをチャーシューや海苔で包んで食べるのが好きです。沼津家のチャーシューは脂身控え目の肉肉しい食感です。これは中年にとっては嬉しいご配慮です。

そんな風に一口ずつ大事にいただいていると、終盤には麺が伸びるのですが、これがまた美味しいです。旨味たっぷりのスープを吸い上げた麺をほおばりながら、鼻から息を吐くと麺の小麦感と醤油の香りが脳まで昇りつめてゆきます。