恥の多い生涯を送って来ました。

生き辛い私が日々感じることを残していきたいと思います。

志望動機が考えられない原因

志望動機はあった。丁度いい勤務地の所在地に月収、それに現在の職場と似たような業態であることが志望動機だった。だから志望動機は既に考えられていた。なかなか考えることに取り掛かれない志望動機は誠意を伝えるための茶番に用いる志望動機の方だった。

会社のホームページを見て企業理念などを確認し、できる限り暗記しておくことが受ける会社への誠意。本当にもうそこに採用されたい。そこしか考えられないという状況であれば一生懸命やるはずなのだが、その熱意が無いということは、その程度の熱意ということなのだろう。

とはいえ、こんな事にグズグズ時間をかけたくない。何件も回りたくない。できれば丁度いい所を1発で仕留めたい。はやく自分の居場所をとりあえず確保して楽になりたい。その気持ちは嘘ではなかった。

だから私は早く楽になるために志望動機を考えることにする。たとえ茶番だと分かっていても、その茶番にちゃんと付き合う度量があるのかを試されている気がする。