恥の多い生涯を送って来ました。

生き辛い私が日々感じることを残していきたいと思います。

あれこれ考えても仕方がない。

グズグズするな。

早くやるべき事に取りかかれ。

 

いよいよ今日は引越し荷物の搬出の日です。家財道具のほとんどは梱包され、殺風景で生活感がありません。トイレに起きた私はその景色を見て感情的になり、またベッドに戻ってぐずぐずするのでした。

然し、それは私が最も恐れている受け身の姿勢であることに気づいた時、ベッドから飛び起きていつものルーティンに取り掛かりました。すると身体はこれまで繰り返してきた日常を思い出し始め、自分が必要としているタスクを次々とこなしてゆくのでした。

現在私は青空の下、公園のベンチで食事をとった後で、清々しい気持ちでおります。そして自らの朝の行いを振り返り、結局どんな環境に置かれても、自分にできる事、したい事に没頭するだけであるな、としみじみ思うのでした。

港町での移住生活も最終盤に差し掛かっておりますが、あれが無い、これが無い、といった風に無いものねだりをしても始まりません。行動をしなくては智慧は得られませんので、私は最後まで歩みを止めません。それが悟りへの道を行く者のあるべき姿です。