恥の多い生涯を送って来ました。

生き辛い私が日々感じることを残していきたいと思います。

契約

港町での移住生活もいよいよ残すところ9日。

本日は鈍行列車に3時間揺られ、彩の国にて執り行われる新たな借家の契約へ向かいます。

熱海で上野東京ラインに乗り換え。ここで無事に座れるともう安泰です。延々と鈍行列車に揺られていれば、いずれ彩の国には辿り着けます。

読書をしたり、日記をつけたりしているとあっという間に彩の国です。山も海も望めない、この延々と続く絶望の地平線は我が故郷の原風景に相違ございません。

昼食は回転寿司。私の住む港町には出店していないくら寿司ですが、ここの茶碗蒸しがえらく気に入りました。椎茸の出汁が効いていて美味です。

13時の借家の契約まではまだ少々時間がありますので、喫茶店にて動画編集です。専業YouTuberとして、スキマ時間も無駄にはできません。

 

水深何mでしょうか。全く底が見えません。

この綾瀬川は我が故郷の誇る日本一汚い川です。なにしろ何も無い国なので、国民はワースト一位にも喜んでゆきます。

無事に新たな借家の契約が完了致しました。ただ、これからまた3時間かけて港町へ帰るのは体力的にキツイので、今日は地元の友人宅に泊めてもらうことになっております。

友人とスーパー銭湯に集合し、裸の付き合いをした後はカラオケで熱唱。夜は友人宅で0時まで大宴会でした。酒も入って感情豊かになり、私達は「ラブライブサンシャイン」という、私の住む港町が舞台のアニメを見ながら涙を流し合いました。

たとえどんなに困難な状況だとしても、主人公は「諦めたくない。奇跡を起こしてみせる」と誓い、立ち上がります。私達もその姿を目に焼き付け、気持ちを新たに、また明日へ向かうのでした。