恥の多い生涯を送って来ました。

生き辛い私が日々感じることを残していきたいと思います。

打率と安打数

上下する数字にはとらわれるな。

積み上がっていくだけの数字に目を向けろ。

 

私はイチローが好きです。

彼は2001年からメジャーリーグに挑戦し、その年から10年連続200安打を達成しております。それはとてつもない記録なのですが、その間、周囲からの「200安打打って当たり前」という期待にプレッシャーを感じ、当時は常に数字との闘いだったそうです。

そのようなイチローがスランプに陥った時、「たとえ凡退が続いても、これまで打ってきたヒットの数は減らない」という風なコメントを発したのですが、それが今でも私の心に残っております。

それはヒットと凡退の割合で数字が上下する打率に対して、これまで打ってきた安打数は上下せずに着実に積み上がっていくという前向きな発言であり、前向きな姿勢です。

現在、私が独り切り盛りしているこの懸垂語り部屋も、お客様の来店数は日によってまちまちです。盛況の日もあれば、閑古鳥が鳴く日もありますが、大事なのは上下する数字に一喜一憂せずに、着実に積み上がっていく数字に着目する事だと思います。

私事ですが、この懸垂語り部屋も本日で22日目の営業となります。私はこれからも自らの信念を貫き、この数字を積み重ねていく。それだけです。